2002.11. 7 設立呼びかけ人会
於 東京・新宿 日蓮宗常円寺
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仏教NGOネットワークの設立目指して
年明け早々の設立を目指す「国際協力を推進する仏教者ネットワーク(仏教NGOネットワーク)」(仮称)の設立呼びかけ人会が11月7日夕、東京・新宿の日蓮宗常円寺で開かれ、組織規約や発会式に向けた準備事項などが話し合われました。あわせて、中東問題などに詳しいフォトジャーナリストの広河隆一氏を講師に招き、講演がありました。


呼びかけ人会の様子
仏教NGOネットワークは、仏教を基盤とする既存のNGO(非政府組織)が、難民・飢餓など国際的な問題に対する救援活動を一層促進していくため、各NGO間の相互理解と協力を強化することとして、その取り組みを広く社会にアピールし、一般社会からの参画を促すことを目的としています。
当初、ネットワークづくりを呼びかけたのは、シャンティ国際ボランティア会(SVA)、アーユス仏教国際協力ネットワーク、ありがとう基金(妙智會教団)、一食平和基金(立正佼成会)の4団体。その後も、既成仏教や仏教系教団の国際活動機関や、独自の活動を進めてきた僧侶などが賛意を表明し、話し合いに加わりました。
7日の呼びかけ人会には、各教団や寺院などから50人ちかくが集まりました。設立趣意書をめぐってのすり合わせ、規約作成、そして年明けに予定している発会式(1月22日)などについて議論が交わされました。また、運営委員代表にはSVAの松永然道会長が選出されました。
話し合いに続いて広河氏から、テロ問題や中東問題に絡んで憂慮の絶えないアフガニスタンやパレスチナの難民の実情、国際協力の在り方などについて講演がありました。
同氏は戦争被害を伝える情報には片寄りのある現状を訴えるとともに、「平和のためにできることと、救援のためにできることとは違う」と話し、対話を促す協力、地道な実践などを整理したうえで、実効をあげるよう呼びかけました。
広河氏はさらに、「穴のない瓶に水をどんどん入れれば瓶はいつか自爆する。少しでも穴が空いていれば爆発はしない」と語り、テロリストや難民が完全な閉塞感に陥っている現状で、将来の希望や未来を少しでも心に描ける方向へ手を差しのべる必要性があることを指摘しました。

広河氏
投稿者 bnn : 12:14